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2012.02.16更新

 夜間の道路横断中の交通事故を減らそうと、県警は来年度、信号のない横断歩道へのLED照明の設置に乗り出す。20~30代の若手警察官らが考案した政策で、県の来年度当初予算案に必要経費を計上する。
 県警によると、10年に起きた夜間の人身事故のうち8・5%が道路横断中に発生しており、昼間(3・8%)と比べて高い割合を占めている。また、06~10年の5年間の人身事故を分析した結果、夜間の横断中事故は致死率が4・6%と全人身事故(0・75%)を大きく上回っており、重大事故となりやすいことが判明している。
 こうした傾向を踏まえて県警は来年度、県内に約3500カ所ある信号のない横断歩道のうち、通行量や見通しの良さなどの観点から事故が起きやすいと判断した400カ所にLED照明を設置する。センサーにより歩行者の横断を感知した時だけ点灯する照明と夜間は常時点灯する照明の2タイプを用意し、横断歩道の特徴に合わせて使い分ける。
 県警交通企画課は「取り締まり強化などに加えてハード面でも夜間の横断事故防止に取り組んでいきたい」としている。

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投稿者: 天神整骨院

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