チェルシーのミケル「CL決勝に向けてカードは取り消されるべき」
2012.04.27更新
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チェルシーのミケル「CL決勝に向けてカードは取り消されるべき」
スポーツナビ 4月27日(金)10時34分配信
チェルシーのナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルは26日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝バルセロナとの第2戦におけるチームメートのDFジョン・テリーの退場処分についてコメントした。
テリーは同試合の37分、プレーとは関係ない場面で相手FWアレクシス・サンチェスのひざを蹴って一発退場処分を受けた。だがミケルは、A・サンチェスの過度なリアクションがテリーの退場を招いたとの見解を示した。
「テリーのプレーは、レッドカードというよりもイエローカードに相当するものだった。A・サンチェスはテリーの接触を利用したんだ。彼は僕に対しても似たようなことをしてきた。そして、テリーが軽く触れただけで大げさに倒れたんだ」
チェルシーは5月19日に行われる決勝では、テリーだけでなく、DFブラニスラブ・イバノビッチ、MFラミレス、MFラウル・メイレレスも累積警告により出場停止となる。ミケルは、チームが主力を欠いて決勝を戦わざるを得ない状況に不満を漏らした。
「決勝に向けてカードは取り消されるべきだ。UEFA(欧州サッカー連盟)はこの点を検討する必要がある。誰だって決勝ではベストメンバーによる試合を見たいはずだ。4人がプレーできないのが残念でならない。彼らはチームの決勝進出を喜ぶ一方、大舞台でプレーできない悲しみにうちひしがれている。僕らは彼らのためにも優勝しなければならない。審判のジャッジについてコメントするべきではないが、彼らにとって今回の出来事は、まるでキャリアにおいて最も大切なものを取り上げられてしまったようなものだ」
ミケルは一方、準決勝でレアル・マドリーを退けたバイエルン・ミュンヘンとの決勝に向けて自信を示した。
「チェルシーが決勝に進むとは誰も予想していなかったが、僕らはそれを成し遂げた。バルセロナ戦でのメンタリティーで決勝を戦えば、僕たちにも優勝のチャンスはある」
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