【NBA】ニックスB.デイビスが選手生命に暗雲か... 右ひざじん帯断裂で全治1年
2012.05.08更新
【NBA】ニックスB.デイビスが選手生命に暗雲か... 右ひざじん帯断裂で全治1年
ISM 5月8日(火)12時51分配信
現地6日のマイアミ・ヒートとのプレイオフ1回戦(7回戦制)の第4戦で右ひざを負傷したポイントガードのバロン・デイビスが7日、MRI検査を受け、前十字じん帯と内側側副じん帯の断裂、さらに膝蓋腱の部分断裂と診断された。今週手術を受ける予定で完治するまで1年かかる見通しとなっており、33歳のデイビスは選手生命が断たれてしまう可能性もある。
デイビスはヒート戦第3Qの速攻時、ドリブルをしている際に膝を負傷しコートに倒れこみ、担架で運ばれてコートを後にした。
巨大スクリーンにはデイビスが負傷した時の様子がリプレーで何度も流れたが、あまりのけがの重大さに目を背ける選手もいた。ヒートのクリス・ボッシュは「見たくなかった。リアクションも聞こえたし、巨大画面に映された時には、みんなが観客のリアクションを聞いたはずだ。選手があのようなけがで倒れるところを見るのはつらいよ。彼が無事に回復することを祈っているよ」とその時の心境を述べた。
デイビスは近年、故障との闘いが続いており、椎間板ヘルニアを患った昨年には復帰できるか分からないと不安を漏らしていた。椎間板ヘルニアからの復帰を果たしたのは今年の2月。その後、ジェレミー・リンが左ひざの手術を受けることになっため先発に昇格したが、今シリーズで戦線離脱した2人目のガードになってしまった。第1戦ではルーキーのイマン・シャンパートが左ひざの前十字じん帯を損傷して今季終了となっている。
今季途中にニックスに入団したデイビスは、太ももの故障も抱えながら29試合に出場し、1試合平均20分間のプレーで6.1得点、4.7アシストを記録。13シーズンの通算では平均16.1得点、7.2アシストをマークしており、オールスターにも2回出場を果たしている。
なおデイビスの負傷により、シリーズ1勝3敗で臨む第5戦はマイク・ビビーが先発ポイントガードを務める。(STATS-AP)
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