片付けで体を痛めていませんか？

2016.04.22更新

熊本を連日襲った大きな地震により、

避難生活や片付け等で体を痛めた方が続々と来院されています。

車中泊や狭い避難所での寝泊まりによる、

エコノミー症候群については前回お話ししましたので、

今回は、家の片付け等で体を痛めないように気を付けるポイントをお話しします。

片付けが原因でケガをした患者さんのほとんどが、

膝を曲げ込んだかがみ込み動作による膝の痛みや、

重い物を持ったことによる腰の痛み

を訴えて来院されています。

まずは自分の能力以上の仕事をしないことが大事です。

散らかった室内に焦る気持ちもわかりますが、

無理をせず、時間をかけて少しずつ片付けていくようにしてください。

まず、膝の痛みについてですが、

膝を90度以上曲げ込んで作業をすることは、とても負担のかかる行為です。

どうしてもかがまなければならない場合は、短時間にとどめ、

休憩をはさんでこまめに膝を伸ばすよう心がけてください。

また、腰については、重い物を持ち上げるような行為が主な原因になります。

自分の筋力の許容量以上の重量を持ち上げると腰の筋肉を痛めてしまいます。

もともと腰を痛めやすいような自覚のある方は特に、

思っているよりも許容量が小さい場合がありますので、

無理はせず、できるならば周囲の方に手伝いを求めましょう。

どうしても自分でせねばならない場合は、

できるだけ腰を曲げないように膝でかがみ込み、

上体を起こしたまま膝で立ち上がるようにします。

このようにすれば、多少は腰の筋肉への負担が軽減できますので、

参考にされてください。

天神整骨院は、4/18（月）より、通常通り診療を開始しています。

ケガや痛みでお困りの方はどうぞ来院されてください。

断水でお困りの方にはトイレを利用していただけますし、

水を溜める容器を持参いただければ飲料水・生活用水の提供もできます。

御遠慮なくお申し付けください。

投稿者: 天神整骨院

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