ぎっくり腰の原因(2)
腰部椎体自体に原因がありるもの
腰部椎間関節の可動域が減少し、
硬くなり動きが悪くなった状態です。
整形外科では椎間板症や脊椎間狭窄症と診断され
関節の潤滑作用がなくなり、
油が切れてサビついた状態です。
この原因のぎっくり腰には症状に特徴が有り、
特に朝起きてからや動き始めが症状が著名で
ある程度動いていると症状が緩和(減少)してくるのです。
動いている間に関節に自重がかかり加圧され、
関節内の温度も上昇し
潤滑作用が獲得出来るからです。
この原因にかぎっては、
安静よりも逆に動いている方が早く症状が緩和されます。
この腰椎間関節の潤滑不全を診断(判断)し、
治療(処置)するには大変熟練した技術が必要です。
腰部椎間関節の可動域が減少し
動きが悪くなる誘因(原因)には
2つの重要なポイントが有ります。
1.重い荷物を持って歩く
2.歩く時に手を振らない
次回から、このそれぞれのポイントについて
詳しく説明していきます。