こんにちはピースです(^-^)
今回の子供の治療は『空隙歯列』いわゆるすきっ歯について書こうと思います。
すきっ歯になる主な原因は
もともとの歯が小さかったり、形が悪い、歯が不足して生えてくる、歯と顎のバランスが悪い、ほうづえをつく癖がある、うつ伏せや横向きで寝る事が多い、指しゃぶりの癖が治らないなど色々あります。
当院では、鼻呼吸ではなく口呼吸している子もすきっ歯になる可能性が高いと考えます。
どういう事かといいますと、鼻の通り悪いと口で呼吸する為、口が常に開いている状態になります。口が開いていると、舌で歯を前に押し出したりする事で歯が徐々に広がっていきます。それが、すきっ歯につながります。
口呼吸を止めるには、鼻の通りを良くしないといけません。悪い人は、以前に顔面を強くぶつけたり、普段からやわらかい物しか食べず咀嚼が少ない子供などが、鼻骨の関節の動きが悪くなり鼻づまりやひどい時は蓄膿症などになります。
治療法は鼻骨の関節を整復して咀嚼を沢山するように心掛けて食事します。だいたい1口食べたら20回噛むようにしましょう。
そして、口を閉じるよう癖づける為に口に軽くテープを貼って寝かせます。最初は嫌がりうまくいかないかもしれませんが根気よく続ければ口を閉じるようになります。口が開いていると口の中が乾燥して虫歯にもなりやすいです。
※こんな感じに貼ります
すきっ歯は、歯の間に食べかすなどが詰まりやすくなるため虫歯や歯周病を起こしやすくなったり、サ行やタ行が喋りづらく発音が不明瞭になったりもします。そうならないためにも、お子さんが口呼吸して口が開いている事が多い場合は早めに治療する事をオススメします。
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