こんにちはピースです(^-^)
今回の子供の治療は『X脚の予防』について書こうと思います。
X脚はO脚と比べてあまり馴染みがないと思いますが、実は3歳頃から小学校低学年にかけてほとんどの子供がX脚傾向にあります。これを生理的X脚といいます。
このX脚は、病的な事がないかぎり成長の過程でまっすぐになっていきますが、関節が緩んでいると変形したまま成長する可能性が高くなります。特に骨盤と股関節の緩みが主な原因になります。
骨盤は幼少期に強い尻餅をつく事で起こり、股関節は前抱きなどの開脚の姿勢やオムツ交換時に足を持ち上げるなど股関節に牽引力が加わると緩みます。
股関節は歩行する事で自然と整復される事もありますが、まずは骨盤・股関節を整復治療し歩く事が大切です。
X脚は転倒しやすくなったり、膝が痛くなったり、偏平足になったりもしますし、O脚と違って元に戻るのは中々難しい厄介な変形です。ですから早く治療し歩行する事が1番の予防になります。
子供の関節は大人より速く変形しますので、悪い所を早く見つけてあげて治療する事がお子さんの将来の為でもあります。
当院では治療とは別に全身の主要な関節が正常かをチェックするパーソナル関節診断というメニューがありますので、お子さんの今の健康状態を知りたい方は1度受けてみてはいかがでしょうか。
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