こんにちはピースです(^-^)
今回は子供の治療ではなく『感染性胃腸炎の予防』について書こうと思います。
感染性胃腸炎はウイルスや細菌などが原因で腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を起こします。子供の嘔吐や下痢は、感染性胃腸炎によるものがほとんどです。特にロタウイルス・ノロウイルスによるものが半数にのぼります。
ロタウイルスは冬から春に流行し、5歳以下がほとんどで特に6ヶ月~2歳ごろに多いです。ノロウイルスは年齢に関係なく起こり、冬に流行します。
感染は汚染された食品を摂取したり、病原体が人の手などを介して口に入ったときに感染する可能性があります。
感染性胃腸炎はとにかく予防が大事です。トイレや汚物に触れたあと、子供のオムツ交換のあと、調理や食事の前などにはしっかり手洗いをしましょう。また食品は、生肉などの生物を避け加熱調理をする場合は中心部まで十分加熱しましょう。
日本では、乳児を対象としてロタウイルスに対する経口生ワクチンが接種可能です。任意接種ですが、受ければ感染や重症化を予防できると思います。
ノロウイルスやロタウイルスは、便や嘔吐物にたくさん含まれ手で触ったりする事で感染が広がります。便や嘔吐物はマスク・エプロン・ゴムやビニール手袋をして綺麗に拭き取りすぐに処分するようにしましょう。できれば塩素系消毒薬で処理し、しっかりと手洗いをしてください。タオルも処分するか、軽く洗い消毒液に漬け、その後別で洗濯しましょう。
このウイルスは通常のアルコール消毒はほとんど効果がないので注意しましょう。
幼い子が胃腸炎にかかるとすごく辛いと思います。そして保護者の方は付きっきりで看病し、自分たちの感染にも気を付けないといけません。
感染を完全に予防する事はなかなか難しいかもしれませんが、普段から病気に対しての知識を学び、自分たちで出来る予防を続ける事で感染率はグッと下がると思います。
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