こんにちは、源さんです。
開催が危ぶまれた熊本城マラソンも無事とは言えないなかですが、終了しました。
雨天強風のなか、思うように実力を発揮できなかった人もいたのではないでしょうか?源さんもその一人です...
さて、今世間では新型コロナウイルスが猛威を振るっていて、様々なイベントが中止または延期になっています。マラソン大会もその影響を受け3月の大会は軒並み中止になっています。
そこで今回は少しマラソンのことから離れたお話をしたいと思います。
毎年この時期に皆さんを苦しめている花粉症についてです!
(画像はタケダ健康サイトより参照)
今年は新型コロナウイルスの陰に隠れて、あまり話題になっていない様に思います。
しかし、確実に花粉は飛んでいます!
今年の花粉の飛散量は例年に比べると非常に少ないそうです。(日本気象協会公式HPより)
しかし、少ないとはいえ花粉は飛んでいます。
ということで、花粉症の症状別にオススメの漢方薬を書いていきたいと思います。
〇花粉症になりはじめに多い、鼻水がサラサラ透明のタイプ
□ 水のようなサラサラした無色透明な鼻水
□ くしゃみが一日何度も出る
□ カラダが冷えるとひどくなる
□ 花粉症の初期
<おすすめの漢方薬>
透明で水のような鼻水が滝のように流れ出て止まらない…。ティッシュがいくらあっても足りない…。そんなの症状におすすめなのが『小青竜湯』です。
小青竜湯は花粉症の初期だけでなく、ホコリやハウスダストなどが原因で起こるアレルギー性鼻炎の改善にも使える漢方薬。
鼻風邪の改善にも効果的なので、花粉の一番多い春先はもちろんのこと、寒くなってくる秋~冬にも手元に置いておくととても便利な漢方薬です。
(画像は無料イラスト素材Goodより参照)
〇鼻づまりが強いタイプ
□ 鼻づまりが強い
□ 無色~白色、少し粘り気のある鼻水
□ お風呂など温まると、鼻づまりが軽減される
□ 慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)
<おすすめの漢方薬>
どちらかというと鼻づまりが中心…。鼻がつまって出て来ない…。という方におすすめなのが『葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)』。
お風呂などで体が温まると楽になる、まだ鼻水が無色~透明であることもこの症状のポイントです。
カラダを温めてくれる葛根湯ベースの葛根湯加川芎辛夷で温めて治しましょう。
(画像は日本気象協会tenki.jp【公式】より参照)
〇慢性鼻炎:鼻水がネバネバ黄色のタイプ
□ 粘り気のある、黄色~緑色の着色した鼻水
□ 鼻がつまって鼻水が出ない
□ 頬~前頭部の痛みや頭重感
□ 花粉症の後期、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)
<おすすめの漢方薬>
ネバネバした粘り気のある黄色い鼻水は、鼻炎が慢性化してきている証です。鼻の粘膜の炎症もひどくなり、鼻詰まりもさらに悪化し菌も繁殖しやすくなるため鼻水の色も黄色や緑色に変わっていきます。
そんな症状におすすめなのが、熱を冷ましながら鼻炎を改善してくれる『荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)』です。
〇慢性鼻炎:匂いが分からないタイプ
□ 鼻の乾燥感があり、鼻づまりが著しい
□ 頭痛や鼻の痛み、熱感
□ 粘り気のある、黄色~緑色の着色した膿性の鼻水
□ 慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)
<おすすめの漢方薬>
鼻づまりがとにかくひどい…。匂いが分からない…。というタイプにおすすめなのが『辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)』です。
熱を冷ます作用に加え、呼吸器を潤す作用があり、乾燥感がある鼻づまりに効果があります。
荊芥連翹湯同様、蓄膿症(副鼻腔炎)の改善にもよく使われる漢方薬です。
(画像はテイコク製薬社HPより参照)
以上、症状別にオススメの漢方薬を並べてみましたが、あくまで薬は症状を抑えてくれるだけです。
改善をする為には、身体が健康であることが大前提です!
健康であるということは、関節の状態が正常に保たれているということです!
花粉症の症状がひどくあらわれる方は関節の緩み(特に顔面の関節や骨盤の関節)が関係しているかもしれません。
当院では、全身の関節の状態をチェックできるパーソナル関節診断を行っています。
自身の関節の状態をきちんと知り、花粉症に負けない身体作りを目指しませんか?
何となく不調が続く方、身体のあちこちが痛む方はもちろん、もっと趣味やスポーツをエンジョイしたい方、将来も美しさを保ちたい方、ぜひお試しください!