こんにちは、源さんです。
新型コロナウイルスの感染拡大により出された緊急事態宣言も延長され、各地で不要不急の外出自粛も延長されています。まだまだ家の中でじっとしている時間が長い方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は家の中(家の周り)でできる歩行のご提案です。
(画像はPRESIDENT Online(プレジデントオンライン)より参照)
当院では毎日の歩行として、正常な方が4~50分(約5,000歩)、症状がある方はその倍の1時間半程度(約10,000歩)を推奨しています。もちろん整復して歩かなければ、痛みの増大につながるので、整復して歩くようにしてください。
ただ外出自粛の状態で外を歩くことが難しいという方には、家の中や周りを歩いてみてはいかがでしょう。
〇部屋の中を歩いてみよう!
リビング・廊下・ベランダなど
広めの部屋がある方は、部屋の中をグルグル回ってみたり、部屋の端から端まで往復したりして歩いてみましょう!
家具や荷物は片付けてしっかり通路を確保したうえで歩いて下さい。足をぶつけてケガをしないように気を付けてください。
また、同じ方向ばかり回ると片方の足にしか荷重がかからないので、同じ数だけ反対周りもするようにしましょう。
廊下やベランダは少し長い距離を歩くことができるので、こちらの方がおススメかもしれません。
部屋の中やベランダを歩くときの注意として、ウォーキングシューズを履いたり、部屋の中では裸足で歩くなど、足の裏が滑らないようにしましょう。
〇家の周りを歩いてみよう!
家の庭やマンションの外廊下など
外出自粛で部屋の中にこもりっきりの方は少しだけ外の空気を吸いに家の周りを歩いてみてはいかがでしょう。
自身の敷地内であれば安心して歩くことができるし、家の中を歩くよりもしっかり肘を振って、大股で歩くことができます。
こちらもウォーキングシューズを履いて、しっかり地面を踏みしめて、歩くようにしましょう。
〇家の外を歩いてみよう!
(画像はCafi Netより参照)
公園や遊歩道などの人が密集しない所を1人で歩くことは、健康維持のためにOKとの政府見解が出されています。
もちろんきちんと対策をしたうえでウォーキングを楽しみましょう。
マスク着用は必須と言えます。少し息苦しくなるかもしれませんが、そこはこの時期は我慢です!自分を守る事もありますが、周りにふりまかないという点でも我慢が必要です。またサングラスや手袋をすることで不用意に目などを触らないようにできますし、紫外線対策にもなります。
それとソーシャルディスタンス(他人との距離を2mあける)も大事です。すれ違う人との距離を一定以上とれるようにしましょう。距離が取れない場合は、速足ですれ違い距離が近づく時間を短くしましょう。
帰宅時はうがい手洗いをし、可能であればすぐにシャワーを浴びて家の中にウイルスを持ち込まないようにしましょう。
何と世界には外出自粛の中、自宅でこんなことをしている方もいます!
ほんの一例ですがご紹介します。
フランスのとある男性が自宅のベランダ(約7m)を約3000往復し、フルマラソンに匹敵する距離を走り切ったそうです。6,7歩走っては折り返し、また6,7歩走っては折り返しの連続だったそうです。それでも走り続け6時間48分で完走したそうです。
またドバイでは、バルコニー(約20m)を2100回以上走って42.2kmを5時間9分39秒で完走したそうです。
皆さんご存知の通り感染症対策は三密(密閉・密集・密接)を避けることや、うがい手洗いを徹底することが効果的です。また、一人一人が、自分が感染者かもしれないという危機感を持ち、自分の大切な家族を守るという行動をしていくことで、感染拡大は防げます。
皆さんの力で一機に終息させ、早く普通の生活に戻りましょう。
見えない敵との長い戦いですが、みんなで乗り越えていきましょう!