哺乳動物たちから学ぶ健康法
2021.01.22更新
動物たちは病気のときはどんな行動をとっているのでしょうか?
①多くの動物は病気になると「日光浴」をします。
日光浴することは、体温を上げるだけではなく、紫外線で微生物の繁殖を抑えるという抗菌作用も期待できます。
(画像はじんわりラボより参照)
②動物たちは体が回復するまで「断食」をします。
ケガをしたり、体調不良になった動物は、まず何も食べません。そして、暗がりに隠れて土や葉っぱの上でじっとしています。
(mange_ton_bipoによるPixabayからの画像)
実は、消化や吸収という活動は、かなりのエネルギーを消費する行為でもあるので、消化や吸収にエネルギーを使えば使うほど体の修復に回されるエネルギーが減ることになります。
他にも断食することは、細菌が利用できる鉄分を減らし、細菌の繁殖を抑えようとする行動なのだといいます。
私たちは、薬で早く熱を下げようとしますが、体温が下がり食欲が戻ると鉄分の取り込みが増えて細菌が活発になり病気が長引くと考えることもできます。
③嘔吐や下痢などで病原体を体外に排出します。
私自身も体調のコントロールにファスティング(断食)を活用しています。本格的ではなくても、プチファスティング(プチ断食)を定期的に取り入れるのも健康維持の為におすすめですよ。
他にも、動物たちはある病気にかかっているとき、どんな植物を食べれば自己治癒できるかということを本能的に知っています。アメリカ先住民たちの薬草の知識は動物たちから学んだものもあるそうです。
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