冷え症・自律神経失調症

内科的な原因による冷えはごくわずか。
多くは当院の治療と歩行により治ります。

冷え症

冷え症という病名は西洋医学では存在しません。しかし、実際には手足を中心に冷えを訴える方は多く、近年では、男性の冷えも増加傾向にあります。

冷え症は血液の流れが滞ることによって起こります。血流がよどむと、冷えだけでなく大人は吹き出物などの症状が出ることもあります。冷えは内科的な問題で起こるケースはごくわずかで、95%は運動不足や骨盤のずれ・ゆがみからくる「関節の潤滑不全の乱れ」が原因だといわれています。

当院の治療を受け、指導を守っていただくことで、ほとんどの冷えが改善します。血流改善に励み、下肢静脈瘤がよくなった患者さまもいらっしゃいます。

当院は、対症療法的に治すのではなく、身体を真から健康にする構造医学の考えに基づいた治療・指導を行いますので、冷えや、冷えが関連するその他の病気においても、一度治ればご本人が努力を続けている限り、また同じ症状に悩まされることはありません。

冷え症の種類と症状

末梢血管収縮型冷え症

末梢血管が収縮し、手足の先まで血液が行き届かなくなる冷えです。若い女性に多く、主に寒い時期に、手先や足先だけが冷え、しもやけなどに悩まされることがあります。

内臓温度低下型冷え症

内臓が冷えることによって内臓機能が低下し、下痢や便秘といった胃腸のトラブルが引き起こされることもあります。自覚症状がないことから、「かくれ冷え症」ともいわれます。

甲状腺機能低下型冷え症

40代以上の女性に多く、甲状腺ホルモンの分泌量が不足することにより、全身のエネルギー代謝機能が低下し、体温を上昇させることができず冷えを引き起こします。

循環不良型冷え症

低血圧や貧血で血行不良となり、身体の隅々に酸素や栄養が行き渡らなくなることで代謝が落ちて冷えを起こします。電磁波や静電気が関係しているともいわれています。

セルライト型冷え症

お尻や太もも部分によく見られる、でこぼこした脂肪のかたまり「セルライト」が血管を圧迫することで血流が阻害され、冷えが起こります。

次世代型冷え症

エアコンなど急激な温度変化によって自律神経の働きが乱れて血行が悪くなる、近年増えている冷えです。手足だけでなく全身が寒く感じるのが特徴です。

冷え症への治療効果

1関節を緩めて、血流を良くします

関節の緩みを整復して血液の循環がよくなると、酸素や栄養が身体の各部にまで行き渡るため老廃物の排泄が進みます。新陳代謝が活発になることにより、痛みや疲労の原因となる物質も早く代謝されます。

2自律神経を調整し、免疫力を高めます

関節の緩みを整復することにより、優位になりすぎると病気の原因となる交感神経の働きを和らげ、副交換神経とのバランスを整えます。自律神経が整うことで、免疫細胞といわれる白血球の免疫機能を高めます。

3ホルモンの機能を調整します

ストレスや疾患により、ホルモン分泌が不十分になることがあります。冷えが解消され、全身の機能が整ってくると、ホルモンも本来の機能を取り戻すことができます。また、血行がよくなることで、内蔵の働きも活発になります。

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