昔と現代の歩行量
2021.02.18更新
①江戸時代の人は1日どのくらい歩いていたでしょうか?
②都市規模が大きくなるほど歩行量が多いのを知ってましたか?
③厚生労働省が推進する歩数の目標に達成している人の割合はどれぐらいでしょうか?
①江戸時代の庶民は、1日に3万歩は歩いていたといわれています。明治や大正時代の人たちも、江戸時代の庶民と同じぐらい歩いていたそうです。ですが、現在は、移動には電車やバス、車を使い、建物に入ればエレベーターやエスカレーターを利用、会社ではパソコンを使ったデスクワークがほとんどです。便利な世の中になった反面、歩くことが極端に少なくなったともいえるでしょう。
②厚生労働省が「国民健康・栄養調査」というものを行った結果、男女とも最も歩く県は『兵庫県』。ついで男性の2位が『東京都』、3位が『神奈川県』。女性は2位が『神奈川県』で、3位が『東京都』。兵庫・東京・神奈川で独占する形になりました。逆に、歩数が少ないのは、『鳥取県』や『山梨県』、『高知県』などです。全国的に見て、交通網が発達した都市部で歩数が増え、マイカーの利用が多い地方で歩数が少なくなる傾向にあります。
③厚生労働省によると、18才~65才の人で8,000歩から10,000歩ほど距離でいえば5~7㎞ぐらい、65才~90才の人で5,000歩ほど距離でいえば3.5~4㎞ぐらい、90才以上の人で3,000歩ほど距離でいえば1.5~2㎞ぐらいだいたい毎日これぐらい歩くと健康維持に役立つそうです。しかし、これを達成できている人はわずか3割程度しかいないそうです。
歩行量=健康寿命=医療費削減
生理歩行する事で、骨盤(仙腸)関節のフライホイール機構により蓄電した生命エネルギーが、心筋の自動運動や免疫力・自然治癒力の向上となる自己回復力を最大限に高めます。これはウイルスばかりではなく、ガン等の生命に係わる病気になる可能性も取り除くのです。つまり、歩行=病気になりにくい体質だということです!!
歩くことで動くのは、カラダだけではありません。気持ちよく歩けば、心もまた歩調に合わせて動き始めます。健康でイキイキした毎日を維持するために、ウォーキングは何よりのサプリメントといえるかもしれません。あなたは1日何歩ぐらい歩いていますか?
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