子供の治療⑨
2019.05.17更新
こんにちはピースです(^-^)
今回の子供の治療は『側弯症』について書こうと思います。
(写真はNIKKEI STYLEより参照)
側弯症というのは背骨が左右に湾曲した状態で、背骨自体のねじれを伴います。左右の肩の高さが違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭の変形などを生じる事もあります。主に小児の女子に多いと言われています。
側弯症は原因を特定するのは難しく、原因不明で処理される事もあります。
構造医学では骨盤の緩み、股関節の緩み、仙骨・尾骨の関節の緩みなどが関与していると考えます。中でも1番重要なのはやはり骨盤です。
例えば、右の骨盤の緩みが酷いと右側に体重を乗せる事が出来ず、重心が左になり、歩行も左歩きになります。この時バランスを上半身でとろうとする為、身体がゆがみます。それをほったらかしにしていると徐々に背骨が横(側方)に曲がってきます。
側弯症が子供に多い理由の1つは変形するスピードが速い事です。子供は成長段階である為、大人の14倍早く変形します!!なので早めに治療してあげないといけません。
でも、もっと大事な事は緩まない生活をする事です。骨盤は座る姿勢を気を付けて普段からしっかりと歩く事、股関節は開脚や曲げ込み動作をしない事、仙骨・尾骨は体育座りの様な姿勢で関節を圧迫しない様にしたり、尻もちなどで衝撃を与えない事です。
側弯症は見た目も良くないので特に女の子は気になり、精神的ストレスにもなると思います。
子供の治療はいかに早く治療してあげるかが重要です。少しでもお子さんの体で気になる事がある方は早めに治療する事をオススメします。
過去ブログ
第1回 夜泣き
第2回 肘内障
第3回 寝相が悪い
第4回 歯並び
第5回 咳がひどい
第6回 おねしょ
第7回 寝起きが悪い
第8回 落ち着きがない
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